■ macOS High Sierra 対応
Strata Design 3D CX 8.2.2Jへアップデートすることによって、macOS High Sierraへ対応し、最新のOSでご利用いただくことができます。
注意)macOS High Sierra上では一部ご利用いただけないモディファイアキーが存在します。詳しくはこちら でご確認ください。
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■ VR17リリースについて
Strata Design 3D CX 8.2J for Mac OS XまたはSTRATA DESIGN 3D CX 7.6J for
Windowsを新規にご購入またはアップグレードしていただくことによって、Strata Design 3D CX VR17リリースに含まれる「Render VR」と「Publish
VR」機能をご利用いただけるようになります。
注意)VR17リリースの「Render VR」と「Publish VR」機能は、Strata Design 3D CX 8J
(対象:8.0.3、8.0.4、8.1.2、8.1.3)にStrata Design 3D CX 8.2.2Jの無償アップデータを適用しただけではご利用いただくことはできません。
VIDEO
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■ VR17リリース(Render VR機能)
VR17リリースによって新たに搭載される「VR 360 ステレオ」カメラでは、スマートフォンとGoogle Cardboard、Samsung Gear
VRのようなVRビューアデバイスを使用して表示可能なレンダリングイメージを生成することができます。
Insta VR(jp.instavr.co )、IrisVRのScope(IrisVR.com )のようなスマートフォン用アプリやオンラインサービスを使用して、「VR 360
ステレオ」カメラでレンダリングしたイメージを、360° VRパノラマ環境に変換することができます。
スマートフォン上で360° VRパノラマ環境を表示してVRビューアデバイスにセットすることで、顔の動きに合わせて360° VRパノラマ環境を見渡すことができるようになります。
「VR 360 ステレオ」カメラの設定方法とレンダリング画像の使用方法
現実世界の寸法でシーンをモデリングしてください。 例)インチを使用する場合、72インチ(6フィート)四方など。
室内または風景シーンの中心にカメラを配置します。平均的な人の目線など、要求するカメラの高さに設定します。必要に応じて、様々なカメラの高さを試してみてください。
カメラが選択されていない場合は、カメラを選択してください。 カメラに名前を設定してください。「VR 360 ステレオ」カメラがシーンのどの位置に配置されているかを確認しやすいようにカメラの名前に「VR
360 ステレオ」などと設定しておくと良いでしょう。 オブジェクトプロパティ>「オブジェクト」パネルでカメラタイプを「VR 360 ステレオ」に設定します。カメラウインドウの縦横比は、VR 360
ステレオレンダリングに必要な縦横比「1.00:1(正方形)」に調整されます。
必要に応じて視差を調整します。デフォルトでは、ほとんどの人の平均的な目の間隔(2.5インチ)に設定されています。最終的なコンテンツが他の人に見られる場合は、視差をデフォルトの2.5インチに設定しておくことをお勧めします。他の人が見ないという場合は、より快適に見ることができるように視差を調整しても良いでしょう。
ウインドウメニュー>カメラウインドウで「VR 360 ステレオ」カメラを選択してください。このカメラのウインドウが開きます。
イメージレンダリングダイアログを開くには、レンダリングメニュー>イメージレンダリングを選択するか、ツールパレットのレンダリングツールを選択し、Shiftキーを押しながらカメラウインドウ上でクリックします。
レンダリング設定を選択してください。VR 360
ステレオレンダリングでは、1つの画像内でシーンを2回レンダリングする必要があるため、レンダリングに必要な時間が大幅に増える可能性があるため、高品質なレンダリングオプション(最高1または最高2)を選択することはお勧めしません。レンダリング時間がかかる場合、レイディオシティの代わりにレイトレーシングを使用してみてください。
レンダリングサイズを4096ピクセルに変更してください。ステレオイメージは1:1の縦横比(例:4096x
4096)でなければなりません。互換性とパフォーマンスを最大限に高めるためには、イメージサイズを2の累乗(2048または4096など)にする必要があります。推奨レンダリングサイズは4096です。現在、8192 x
8192のような高解像度でレンダリングしたとしても、JPEG形式やPNG形式で保存できず、レンダリング時間も大幅に長くなります。
レンダリング処理が終了したら、イメージをJPEG形式またはPNG形式で保存します。圧縮率の調整を行うのであれば、JPEG形式をお勧めします。
これで、VR 360 ステレオイメージが完成します。レンダリング後のVR 360
ステレオイメージをセットアップして見るためには、いくつかの方法があります。いくつかのオンラインサービスでは、スマートフォンのアプリとVRビューア(Google Cardboardまたは互換性のあるVRビューアやSumsung
Gear VRなど)を使用して、VR 360 ステレオイメージを読み込んで表示できるようにします。
Web開発者の方であれば、レンダリング後のVR 360 ステレオイメージを、ご自身のウェブサイトに貼り付ける方法としてGoogleから公開されている「VR
View」の記事を参考にすることができます。また、Wordpress用のVR Viewプラグインもあります。
VR 360ステレオイメージをセットアップして見るために役立つオンラインサービスとして、InstaVR(jp.instavr.co )やIrisVRのScope(IrisVR.com )などが有名です。
Strata Design 3D CX/VRパノラマコンテンツ制作チュートリアルも公開されています。
チュートリアルダウンロードページはこちら
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■ VR17リリース(Publish VR機能)
VR17リリースによって新たに搭載される「VRへ公開」ボタンをクリックして、Design 3D CXからStrata InStudio VRへオブジェクトをダイレクトに公開し、HTC
Viveのバーチャルリアリティシステムでオブジェクトを表示することができます。また、仮想3D環境でオブジェクトを操作(表示、移動、回転、拡大/縮小)することができます。
Strata InStudio
VRには、仮想3D環境上でオブジェクトの移動、回転、拡大/縮小を行うことができるインタラクティブな機能が用意されています。さらに、照明をリアルタイムで切り替えることができ、デザインとの相互作用を確認することができます。
注意)3DコンテンツをVRへ公開するためには、Windows 10、HTC Vive VRシステム、Strata InStudio
VRアプリケーションを搭載したバーチャルリアリティ対応のPC環境が必要になります。Strata InStudio VRアプリケーションは、製品ご購入後に弊社より郵送される「Strata Design 3D CX 8.2J
License Information Card」に記載されているダウンロードURLからダウンロードすることができます。
※無償ダウンロード期間を過ぎますと、Strata InStudio VRアプリケーションは有償となります。
Strata InStudio VR - ハードウェア最小構成
・ HTC Vive フルセット
・ PCコンピュータ(少なくとも以下の構成を満たしていること)
・ Windows 10 以降
・ CPU:Intel Core i5 4590 または AMD FX 8350 以上
・ GPU:GeForce GTX 970 または AMD Radeon R9 290 以上
・ メモリ:4 GB(より多くのメモリを推奨)
・ ビデオポート:HDMI 1.4、ディスプレイポート 1.2 以上
・ USBポート:USB 2.0(より早いポートを推奨)
Strata InStudio VRへ公開するためのセットアップ
a. Strata Design 3D CX 8.2 VR17リリースで新規プロジェクトを作成します。
モデリングウインドウで新たにモデルを作成するか、既存のオブジェクトを読み込みます。
VRへ公開するオブジェクトを選択します。
ボタンバーの「VRへ公開」ボタンをクリックします。
「VRへ公開」ダイアログで必要な公開オプションを選択します。
・ 前回のセッションを継続
このオプションは、以前に公開したVRセッションのオブジェクトを読み込むように指示します。以前のセッションのオブジェクトをInStudio VRに読み込みたくない場合は、このオプションを無効にします。
・ 各選択モデルを個別に公開
このオプションは、オブジェクトをStrata InStudio
VRに公開し、選択した各オブジェクトを個別のオブジェクトとして読み込ませることができます。選択したオブジェクトを単一のオブジェクトとして読み込ませる場合は、このオプションを無効にします。
「OK」ボタンをクリック。その後、オブジェクトがローカルネットワークを介して公開され、Strata InStudio VRと共有されていることを示すダイアログが表示されます。
Strata InStudio VRを起動し、HTC Vive ヘッドセットを装着します。
右側のコントローラーの「InStudio VR Main Menu」ボタンをクリックします。
「Import」をポイントしてクリックすると、読み込まれたオブジェクトが表示されます。
オブジェクトを掴み、シーン上にドロップします。
これで、Strata InStudio
VRに用意されているステージ環境上で、オブジェクトを移動、回転、拡大/縮小することができます。また、照明を変更して、さまざまな照明オプションを変更することによって、オブジェクトがどのように見えるかを確認することもできます。
注意)Strata Design 3D CX 8.2J以降では、モデリングエンジンに大幅な改良が加えられているため、一部のオブジェクト(穴の空いているオブジェクトなど)を含むモデルファイルを、Strata Design
3D CX 8J(対象:8.0.3、8.0.4、8.1.2、8.1.3)で開くことができない場合があります。複数のStrata Design 3D CX 8Jをご利用いただいている場合は、バージョンをStrata
Design 3D CX 8.2J以降に合わせた上でご利用いただくことをお勧めします。
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■ Strata Design 3D CX
8.2.2Jで修正または改良された機能
macOS High Sierra上でStrata Design 3D CX 8Jを起動した際、黒い四角形の領域が点滅する問題が修正されました。
macOS High Sierra上でドラッグして囲った選択領域が不透明で選択領域内のオブジェクトが見えなくなる問題が修正されました。
macOS High Sierra上で保存と書き出しダイアログのUIが正しく表示されない問題が修正されました。
以下の形式にモデルを書き出す際のダイアログに「新規フォルダにコレクションとして保存」のオプションが追加されました。
Collada形式、OBJ形式、サスペンドレンダリングファイル、および他のいくつかのファイル形式では、ファイルを書き出す際にすべての関連ファイルをフォルダに格納するかを選択できるようになりました。
VRML 2.0形式でモデルを書き出した際、モデルに適用されているテクスチャーファイルが書き出されない問題が修正されました。
シックネス/厚みコマンドが適用されたポリゴンメッシュオブジェクトのUV情報が正しくない問題が修正されました。
HDR Light StudioとStrata Design 3D CX 8 Live-Rayとの間で発生していた通信時の問題が修正されました。
Ashlar-Vellum Cobaltから書き出されたSTL形式のファイルを読み込む際、クラッシュしてしまう問題が修正されました。
Collada形式のファイルを読み込む際、テクスチャーのタイリングパラメータが見つからない場合のデフォルトのタイリング設定を変更しました。(デフォルトのタイリング設定を繰り返しに設定)
イメージテクスチャーダイアログの「適用」ボタンをクリックした際、モデリングウインドウのLiveRayレンダリングが更新されない不具合が修正されました。
U3D形式のファイルを読み込む際、クラッシュしてしまう問題が修正されました。
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■ Strata Design 3D CX
8.2.1Jで修正または改良された機能
ファイルメニューがグレーアウトして表示されてしまう可能性のある問題が修正されました。
サスペンドレンダリング時にクラッシュしてしまう問題が修正されました。
プロジェクトファイルを開く際にクラッシュしてしまう問題が修正されました。
穴が空いている箇所で面を正しく反転することができない問題が修正されました。
オブジェクトが空のUV情報を持っている際にクラッシュしてしまう問題が修正されました。
穴が空いている箇所の面を描画した際に有効なUVがないためにクラッシュしてしまう問題が修正されました。
穴が空いている箇所の交点で面を正しく表現できない問題が修正されました。これはUV編集モードで正しく面を選択できない問題を修正します。
Colladaファイルにマテリアルサブセットを書き出すための改良を行いました。
余分な頂点を持つブーリアンオブジェクトにフィレットコマンドを適用した際にクラッシュする問題が修正されました。
UV編集モードでUV情報の焼き込みまたはUV編集時にUV破損が発生していたいくつかの問題が修正されました。
環境設定>「表示」パネル>「バックフェイス省略表示」を有効にしている場合、バックフェイス上で面の選択状態が表示されない問題が修正されました。
複数の穴がある面を持つ古いモデルを読み込む際にトポロジエラーが発生する問題が修正されました。
穴がある箇所の周囲へと接続するためにエッジの消失コマンドを実行した際に、穴のまわりで不正なポリゴンメッシュが発生する問題が修正されました。
UVの変換に関する問題が修正されました。
UVの複製や削除に関する問題が修正されました。
ポリゴン編集モードのコネクトやエッジ分割の使用によりUVに歪みが発生する問題が修正されました。
メルドコマンドを適用した際にクラッシュする問題が修正されました。
UVバーナーを適用した際にクラッシュする問題が修正されました。
新規ウインドウのビュー表示を複数のビューに分割している場合に、ビューの初期表示方法を変更しても、新規ドキュメントを作成した際にビューの初期表示方法がデフォルトのビュー表示に戻ってしまう不具合が修正されています。
環境パレットの「空間」パネルにある「重力」と「風」のインジケータが正しく表示できない不具合が修正されています。
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■ Strata Design 3D CX
8.2Jで修正または改良された機能
VRをサポートする基本機能が実装されました。
穴を持つポリゴンメッシュのサポートが改善されました。
注意)穴を持つポリゴンメッシュ形状のオブジェクトを含んでいるモデルファイルは、以前のバージョン
(Strata Design 3D CX 8.0.3J/8.0.4J/8.1.2J/8.1.3Jも含む)で開くことはできません。
ポリゴン編集で交点の消失コマンドによってクラッシュする問題が修正されました。
交点の消失コマンドのクラッシュに関するいくつかの問題が修正されました。
ポリゴン編集で交点のコピーコマンドによってクラッシュする問題が修正されました。
複数の穴があるポリゴン面の描画方法を改善しました。
Colladaファイルで書き出す際のいくつかの問題を修正しました。
・ マップタイリングに関する問題が修正されました。
・ ステンシル/マスクを含む複合シェーダーの合成に関する問題が修正されました。
・ Colladaファイルのマップの端にピクセル幅のゴミが書き出されてしまう問題を修正しました。
・ 鏡面反射色とグローマップの書き出しをサポートしました。
・ その他、Collada関連のいくつかの問題が修正されました。
・ UVチャンネルが空の状態でモデルにサブディバイドを適用した際の問題が修正されました。
・ ポリゴン編集時に「missing map key」のアラートが表示される問題が修正されました。
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